RACリーダー養成講座を終えて
夏のような青空の中。RAC学校リーダー研修会が行われました。
参加者は学校の先生。今回は千葉県の先生のフォローアップ研修として参加することができます。
参加者は9名と少ないながらも座学、実習とボリュームたっぷりの一日でした。
午前中の座学では川に潜む危険やリスクマネジメントについて学びました。
←RAC斉藤さん(王子)による楽しくて分かりやすい講義
午後は体験学習ということで野外へ。前半は童心に戻り、山で葉っぱじゃんけんや近くの用水路で生き物採集を行いました。網を使ってザリガニやヤゴ、カエルなど様々な生き物を捕まえました。
今回の実習では名前を覚えることには重きを置かず、その特徴を観察し、自分たちで生き物に新しい名前を付けました。両面にきれいな色がついているトカゲは「リバちゃん」(リバーシブルからきているそうです)など自分たちで名前を付けることでその生き物の特徴をじっくりと観察することができ、愛着も湧きます。これが生き物への興味への糸口となります。先生方も今回命名した生き物たちは忘れることはないでしょう。
↑葉っぱじゃんけん。誰が勝ったのかな?↑
↑かえる大好きみかん(RAC橘さん)による ↑「リバちゃん」をさがせ
情熱あふれる生き物の取り方講義中。
実習の後半戦はEボートを使った競争や実際に川に入っての救助訓練など川の中に入って活動を行いました。
スローロープを使った救助訓練ではなかなか思うようにロープを投げられず苦戦しましたが、知っているだけでは意味がなく実際に動けるようにならないと痛感させられました。
↑ 岸まで泳ぐぞ! ↑ みんなで力を合わせて漕ぎました。さすが先生方、上手!!
日ごろ忙しい先生方。川に入ることで自然と笑顔があふれ、研修を共にした仲間たちとの結びつきも強くなります。今回楽しかった経験を活かしぜひ学校でも楽しい川遊びを行ってもらいたいです。楽しかった感動を子どもたちにも伝えていただき、子どもたちが実際に川遊びをして楽しいと感じることにより、自然と子どもたちに川を、自然を大切にしようという気持ちが生まれます。一人でも多くの子どもにそんな自然を大切にする心を養ってもらえると嬉しいです。先生方、講師の王子、みかん、お疲れさまでした!!ありがとうございました。