2017年11月24日
小見川の空の頂点
昨日、11月23日は午前中大雨でしたね。しかし、お昼過ぎから日差しが差し、暖かさを感じるほど。
そんな、天気が目まぐるしく変化した中、自然の家の芝生では自然の厳しさを感じる出来事がありました。
芝生の上空を、大きな声でトビが飛び回ってました。普段のピーヒョロロローと優雅な声ではありません。
なんでだろうと?思ったその時です。
トビを追いかける、トビより一回り小さい野鳥が1羽。
トビを追い払うと芝生の上へ降りていきます。
よく見るとエサがあったので、守ろうとしていたのでしょう。
トビがいなくなると同時に、おいしく食べだしました。
羽の模様や大きさから、チョウゲンボウです。トビと同じくワシ、タカの仲間。
しかし、トビが魚などの死肉を食べるのに対して、チョウゲンボウはネズミやカエル、小さな鳥も捕食する肉食です。
30分ほどして、エサをかかえて飛び立っていきましたが、チョウゲンボウがいた場所には無数の鳥の羽。
羽から見て多分ハトでしょう。
散らばっている羽だけを見ると残酷にも思えましたが、
小見川の冬の空、生態系の頂点にいる生き物の力強さを感じる出会いでした。
〈ちゃい〉