2017年5月26日
なんで『丸型飯ごう』にしたの・・・?
野外炊事でお米を炊く道具『飯ごう』を『兵式飯ごう』から『丸型飯ごう』へと形を変更しました。
なんで『兵式飯ごう』ではないの?
なんで『丸型飯ごう』にしたの?
『兵式飯ごう』はその名のごとく、旧日本軍も現在の自衛隊も採用しています。
元々は、江戸時代の終盤から明治時代の初期に洋式軍隊の方式が入ってきた頃に、日本に入ってきたようで・・・徳川慶喜が飯ごうで炊飯を楽しんだ記録があるそうです。(Wikipediaより)
一人で一つの『兵式飯ごう』を持ち、一食で米を2合を炊き、同時に中ブタで味噌汁を作ることもあったようです。
あの曲がった形は
「リュックに装着したときの安定性」
「数をまとめて調理するときにかさばらない(丸いと場所をとる)」
「たき火による炊飯(火力が安定しない)での熱量確保(並べ方で全体に火が回る)」
のために考えられた形のようです。
・・・でも、洗いにくいのです・・・
それに比べて『丸型飯ごう』は、とても洗いやすいです。
また、『兵式飯ごう』は1つの飯ごうで一度に4合しか炊けませんが、『丸型飯ごう』は一つの飯ごうで一度に5合炊けます。
そうすると、一人1合食べるとして・・・『兵式飯ごう』×2だと一班8人までです・・・でも、『丸型飯ごう』×2だと一班10人まで対応できることになります。。
これからは、ぜひ『丸型飯ごう』をご活用ください。
・・・あ、でも、まだ『兵式飯ごう』もありますので、お希望があれば交換することもできます。